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▼操縦桿を地域住民の手に。

操縦桿を地域住民の手に。/
置賜自給圏・・・。地域の命運を国にあずけない。国は沈んでも自分たちの生活圏、経済圏は沈まない。いのちは守り合える。助け合える。支え合える。住民相互の働きかけによって、人肌の体温を持つ地域社会を取り戻していく取り組みだ。大切だと思っていることは地域の中の隣人を思いやる関係。食に関して言えば有機(農産物)だから、ではなく、我々の地域の仲間がやっているからそを買う。それを使う。そして支え合う。こんな助け合う関係が行き交う社会だ。人間関係が希薄になって、都会では葬式すら出せず病院から火葬場に直送という事例が増えているという。いくら田畑がそばにあっても、行きかう人の関係や温かみがそこに無ければ、農村地域からだって餓死者がでる。
「食と農の自給圏」を求める運動は、大げさに言えば、地域の操縦桿を国や政府に預けず、住民が引き受け、ともに暮らしていける社会を創り出していこうとする運動だ。足元の資源を大切にして、安易にそとの地域や外国に依存しない運動だ。
写真は昨年の5月下旬の風景。田植え直後、野の花が美しい。
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