ヤマガタンver9 > 萬寿屋本舗

「おいしかったと言われるのが一番うれしい。でも実は、おいしくなかった。というのもうれしいんですよ。これは、次へつながる意見だから。」と言うのは萬寿屋の鈴木専務。創業３０年、新店舗になってからは１５年、今も常に新しいことを考えています。
和菓子は季節ごとに出るものが変わっていきます。今の季節は笹巻き、つの巻き、笹団子など初夏をつげる商品が店にならびます。これが、「私たちは季節を伝える職業みたいなもんですから。」と言う理由になっています。
萬寿屋では、米やじんだん（枝豆）などの素材、そして季節のつの巻きなどを包む笹も、地元長井のものを使っています。作り置きはせず、その日の朝仕込んだもので作られます。残ったものを翌日に繰り越すことはありません。このこだわりが安全でおいしい萬寿屋の味を支えているのです。
桜、白つつじ、あやめと季節の花で彩られる長井の季節のお菓子を、ぜひ食べてください。

普段は見ることができない調理場の中。とても真剣な表情です。

萬寿屋さんのお団子です。手前がみたらし、奥の緑色がじんだん（枝豆)です。
もちもちで大変おいしいのでした。店内で食べることもできます。おしゃれな店内でゆっくり食べるのもいいですね。

私は、萬寿屋さんのことを、ずーっと見ていた、一人寂しく朝露に濡れているアヤメです。萬寿屋さんに質問があります。旦那さんは独身ですか。朝露に生きている私をイメージしたお菓子を作っていただけませんか？そして、私をもらっていただけませんか？　無理よね・・・・・

とても真剣です。
後ろの時計は４時を回っていますね、ラストスパートです。