▼お祭りすんで幕を干し…2009/08/08 19:39 (C) 獅子宿燻亭3
▼なるほど。興味深く読ませて頂きました。長井の獅子舞は野川と密接に関わっていることやこの地域の信仰など歴史を垣間見ることができました。特に白い装束なのは死んだことにしているところが印象に残っています。体を衣装で整えその上顔の見えない踊りは舞う人が特別な存在だという感じがしますね。この地域の獅子舞にはそういういきさつがあるのですね。
2009/08/08 22:25:獅子舞ファン
▼獅子舞ファン様投稿ありがとうございます。そろそろ獅子舞の稽古
あと三十分 雨で中止かなと思っていましたが・・・ 蝉が鳴き出したので晴れているのかな?? すみません 夕飯済ませます。 本日の夕餉は今シーズン初の芋煮でした。 時間がなく煮込み足りない芋煮は やはり物足りないですね・・・ 獅子舞ファン様 獅子幕についてのお話については 別途獅子宿のちょっと古いHPの 「長井の獅子舞考」にもっと詳しく書いております。 拙い文章ですが参考になれば幸いです。 2009/08/10 18:03
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
雨ばっかりの昨今・・
ちょっと日が照ってきた隙に昨夜の獅子幕を干しました。
幕をこうして見るとかなーり長いですね!
獅子幕はお酒と汗を含んで独特な芳香が漂っています。
獅子宿のベランダで足りず玄関までの距離が必要でしてた。
本来は獅子舞の翌朝、獅子連が野川で幕洗いの儀式を行っていました。
最近はその伝統も消えてクリーニングに出すのが新しい伝統になりつつあります。
もともと獅子は厄払いのプロ
プロであれば厄をどう処理、浄化するのでしょうか。
蹴散らしたり上辺の駆除だけでは効き目は薄いですね・・
あの強烈な歯打ちは厄を飲み込むの為の結果だという説も考えられます。
ただ、飲み込んだ厄は獅子の中に蓄積します。
幕の中には多くの獅子振りがいるので祟らないように死んだことにします。
ですから白い衣装は死に装束・・
死んだ人には厄は関係ないわけですから。
山岳信仰には擬死再生という考え方あるとか・・
いったん死んだことにして生前の悪行三昧も
チャラにして再生する
都合のいい考え方です。
そういった信仰が江戸後期から爆発的に獅子舞が
盛んになった要素の一つではないかと思うんですね・・・仮説ですけど。
さて、幕の模様は野川の波浪を表しているとか・・・
確かにダムなど無い昔々は野川の氾濫で苦しめられた長い歴史があります。
この幕のデザインは人々の恐怖と自然への畏敬の念が描かれているのでしょうね。
獅子がどーぉぉぉぉっと向かってくる有様は正に洪水の姿です。
ホント怖い。
時に自然は厳しく人の命を奪ってしまう荒神となり
時には恵みをもたらす豊穣の神に姿を変えます。
そんなふかーーーい意味を幕の模様にして
この獅子舞を創り出した賢き先人は凄いですね・・