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▼人生8勝7敗がいい!?

雀聖といわれたギャンブラーにして作家の麻田哲也
彼は生前『人生は9勝6敗がいい』と誌上で言ってた
勝率にして6割 ギャンブルならそんなところなんだろうねー

9勝6敗=クンロクといえば 大相撲の万年大関の代名詞
横綱を狙うには白星が足りず さりとて陥落の心配もない
ある意味 一番安泰なポジションであることはまちがいない
本来なら このクンロクが人生においてもベストなのであろう
しかーし
実人生においては どうなんだろう
負越しは こりゃーどうみてもまずい
やっぱり勝越しだけは譲れない線だと思う
でも 半世紀も生きてきて思うのは
クンロクはちょっと勝ちすぎかな っちゅうこと
千秋楽で7勝7敗の相星で最後の取り組みを迎え
相手に土俵際まで押し込まれて 得俵で踏ん張り
最後の最後に 相手の勇み足で星を拾って勝ち越す
こんなところが“いい人生”の標準ではなかろうか

いままでの人生で私は何人の人と知り合ったんだろうか
飛込み営業の相手まで含めたら物凄い人数になるが
仲のいい順から100人ぐらいに絞って
彼らの人生を行司として勝敗をつければ
まず ずーっと勝ちっぱなしという人 これはいない
次に ずーっと負けっぱなしという人 これもいない
必ず どこかで勝敗のバランスが取られている
でも 勝ちが続いている人 負けが込んでる人
こういう人は 確かにいる
でも どっかで“潮目”がきて運勢が反転する
谷深ければ山高し(逆だっけ?)で
どん底を経験すれば反転して 頂点もやってくる

わが人生は 深〜い谷を経験して不戦敗が続いた
っちゅうことは あとは勝ちっぱなしだぜ ハハハハ
 

2009/10/29 07:56 (C) FPのひとりごと
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