ヤマガタンver9 > 口蹄疫に関わる取材

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▼口蹄疫に関わる取材

おはようございます!
昨日は雨が降ったり止んだりの一日でした。
お父さんはひたすら代掻き。
お母さんは晴れ間に畑で種まき。
9代目は牛舎の掃除。
私は・・・部屋にアリがたくさんいて退治してました(-_-;)

口蹄疫の話題が加速し、
防疫対策について取材の電話が数件ありました。
牛舎への来客は極力断りたいし、
今は田植え前の慌しさもあって対応できないので、
申し訳ないけれどお断りしています。

その中、連絡をせず突然やってきたテレビ局がありました。
「敷地内に入らなければいいだろう」と思っているようです。
確かに敷地横の道路は誰が通ってもいいわけです。
でも・・・
今は牛舎を撮るためにわざわざ来て欲しくないというこちらの気持ちを
汲み取ってもらえませんか?
「厳戒態勢」という字幕を大きく出しながら
いきなり取材に来るテレビ局の行動は矛盾していませんか?

「農家の方々は心配だと思います」とニュースキャスターが言っていましたが、
親身に感じられず悲しくなりました。
その後の餌やりは涙が出てきて・・・。
「口蹄疫にかかったらここにいる子達はみんな殺されちゃう。
そんなことって信じられる?」という想いと、
「そりゃ、育てていない人はわからないよね・・・」というむなしさ。
宮崎の農家の方々は経済的にも精神的にも追い詰められていると思うと
・・・言葉がありません。

そのテレビ局の方に悪気があったとは思いません。
現場に行きたいと思うのは報道マンとして当然のことと思います。
ただ、今は軽い気持ちで動いて欲しくないのです。

くれぐれも牛舎やその敷地内には勝手に入らないようにお願いしますね。
牛舎は動物園のように自由に来て見てもらうためのものではありません。
口蹄疫が落ち着いても
牛舎の持ち主に聞いてから見学するようにしてくださいね。
よろしくお願い致します。
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