▼「白布温泉の歴史」白布温泉は正式名を「白布高湯温泉」と称し、正和元年(1312)開湯、標高800〜900mの地に位置する山の温泉でございます。
鎌倉時代の御家人佐藤宗純が笹野観音で僧侶修行を行い、発見・開湯した温泉で、平成23年6月12日に開湯700年を迎えます。 当温泉は開湯創伝記に「温泉にて人の病を治し苦しみを癒すべく薬師如来尊を祀り開湯」とあり、更に程なく身代り地蔵尊をもお祀りし、その風習は現在に至っております。 上杉家時代となった慶長3年(1598)からは執政直江兼続に認められ、関が原戦後の慶長9年(1604)〜慶長15年(1610)までの間、鉄炮製造の地として米沢地方における最重要地でもありました。その時の道路工事等生活基盤の整備は入湯を飛躍的に便利にし、米沢地区の人々更には隣の会津地方の人々にも身近な温泉としてご利用いただけるようになりました。 明治以降も時代に取り残される事なく、昭和5年の県道指定後、益々便利になり今日に続いているところであります。 2010/02/02 00:00
▼「白布温泉の源泉」 白布温泉の源泉は現在3ヶ所で、東側より1号泉・2号泉・3号泉と名付け、3号泉のみは低地の川の脇です。
最初の発見は1号泉、ほぼ同時に2号泉の利用も始まり、1・2号泉に源泉地蔵尊が各1体ずつ建てられています。 1号泉脇に聖域を設け、100年に1体建立の地蔵尊があり今回700年の1体が加わります。 古の人達の源泉への感謝、健康と幸せへの思いが素朴に感じられ、現代の私達をも素直な・真っさらな気持ちにさせてくれる場所、正に「パワースポット」です。 「700年とは・・・?」は1人1人に楽しい命題となればと思います。 2010/05/29 00:50
▼白布温泉のまち米沢市街から約20キロ、車で約30分、山形県と福島県の南の県境、西吾妻山の中腹、標高900メートルの場所に白布温泉はあります。
春の新緑、夏の涼しさ、秋の紅葉、冬の雪景色、四季折々に表情を変える白布の山々。背後には白猿が生息する吾妻山、本州でも屈指の雪質とロングコースを誇る天元台スキー場があり、裏磐梯高原まで車で約50分という恵まれた位置にあります。 大樽川の清流が流れる深い渓谷、白布大滝、白布西国三十三観音、遊歩道など、約1時間で温泉街の名所を廻ることができ、旅館、民宿合わせ6軒の宿泊施設、個性的なお土産物屋、蕎麦屋等が並んでいます。また更に渓谷をさかのぼれば、秘湯の新高湯温泉も近くにございます。 約400年前、上杉藩家老、直江兼続が密かに火縄銃を作らせた白布温泉、その記念碑もあり、歴史と自然に思いを馳せながらゆっくりと温泉街でお過ごし下さい。 2010/05/29 11:11
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