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▼仲川秀樹《メディア文化の街とアイドル》酒田中町商店街

仲川秀樹《メディア文化の街とアイドル》酒田中町商店街/
メディア文化の街とアイドル―酒田中町商店街「グリーン・ハウス」「SHIP」から中心市街地活性化へ

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

仲川 秀樹

1958年山形県酒田市生まれ。1983年日本大学法学部新聞学科卒業。1988年日本大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。日本大学文理学部助手、専任講師、助教授をへて現在、日本大学文理学部教授。専攻はマス・コミュニケーション論、集合行動論、メディア文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


カスタマーレビュー

切り口と思い入れ, 2005/07/25 レビュアー 初孫 東京都 Japan 山形県酒田市。

1976年の大火以来、中心部の商店街に失われた活気を取り戻すために始められたアイドル育成プロジェクト「SHIP」。この本は現地出身の著者が、その商店街活性化への波及効果を、かつての街の記憶とサブカルチャー文化論の視点で、現地調査を行って検証したものである。実質的には学術書なので、サブカルやタレント本のような面白さがあるとはいえない。だが「地域活性化を媒介する」という切り口でみる「地方から中央を目指すアイドルとは違う」というSHIPへの考察は、著者の街への思い入れも含めて一読の価値があると思う。


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