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▼疎くないのは?

なにかと話題に事欠かない菅クン
今度は日本国債の格下げ情報に関して

『そういうことには疎いので・・』 とのご発言

コメントの前後の脈絡からいって
“日本国債の格下げ”の持つ経済的な意味・意義・影響について
私は門外漢で そういうことについては承知しておりません
どう聞いても 日本語的にはそういう風にしか聞こえない
後から本人も関係者もそれを否定しているが所詮 猿芝居


確かにS&Pなどという民間の一格付け会社の判断に
一国の首相が躍起になってコメントする必要はなかろう
世界同時不況の引き金となったサブプライムローンの破綻
このとき格付け会社は いい加減な格付けで破綻の片棒を担いだ
だいたい会社の格付けに“格付け料”を取るってどういうこと?
『いやいやいや 何卒よしなに』と言われてるようなもんでしょ これ
お客様なんだもの “魚心あっれば水心&手心”でも不思議はない
だから今回のS&Pの日本国債の格下げ判断についても
いくつかある格付け会社の1社の“それなりの判断”でいいだろう


問題は菅クンの頭の中だ
日本経済にとって 国債はいまや生命線だ
なにせ来年度予算は税収より国債の新規発行額の方が大きいんだから
この国債の格付け=信用力は 日本経済の信用力と直結する
格付けが落ち続けたら ギリシャ・アイルランドの二の舞だ

そこんところがわかってんだろうか 菅クン・・

会社の社長が自社の社債に疎いなんて言ったらどうなる?
国債に疎い首相がどうやって来年度予算を通そうというのか
この人は続ければ続けるほど 無知と無能をさらけ出す


さて 彼の“疎くない分野”って一体なんなんだろう?
2011/01/31 08:09 (C) FPのひとりごと
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