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▼すごいぞ!山形県美容業生活衛生同業

何がすごいって?
なんていったって、名前がすごい。
一回じゃ、なかなか覚えられない。(これは冗談)

この組合は山形美容専門学校を経営している組織なのだが、もう一つ「山形ヘアファッションスクール」を経営している。
これがすごい!

事務局次長の冨塚さんはMG仲間で、この半年は毎月欠かさず参加してくださっている方である。

これまで弊社事務所で開催していた「まみがさきMG」だが、狭い事務所に引っ越したため、新たな会場探しが必要になった。
冨塚さんに相談したところ、うちの学校を使っていいよ、と言ってくださった。
ありがたい話だ。

7月9日(土)開催の「まみがさきMG」から会場をお借りするのだが、その打合せが終わったあと。

組合の話を聞かせていただいた。

二つの学校(専門学校とヘアファッションスクール)を経営している理由と運営内容を聞いて驚いた。

専門学校はいわゆる専門学校で、2年間の間に技術を学び、資格をとり、就活をして各美容院へ就職をする。

面白いのはヘアファッションスクール。
高校を卒業して、すぐに美容院に就職した方が、給料をもらいながらスクールで専門知識とスキルを磨くのだそうだ。

こちらも2年間の履修期間で、
1年目は、火曜日から金曜日が学校、土日がお店、月曜が休日。
2年目は、火曜日から木曜日が学校、金土日がお店、月曜日が休日。

このような形態で運営されているのは全国でも、おそらく山形だけとのこと。


常識的に考えたら、美容室は専門学校を卒業した方を採用すれば、コストが掛からない。
なのに、なぜ美容院経営者は素人を採用するのか?

せっかく2年間、給料を払い続けて教育するのに、早期退職してしまったら大損ではないのか。

その背景には、自分の色で新人を育てたいという欲求があるのだそうだ。
職人を育てる徒弟制度のような文化が。

このスクールで掲げている現代美容師の能力要件が面白い。
以下の5つの要素を育むべく、カリキュラムを日夜工夫しているという。

1.デザイン
2.ヘアケア
3.技術理論
4.実技
5.コミュニケーション

「格好だけでなく髪の健康を考え、専門知識に裏打ちされたスキルを身につけた人が、心地よいやりとりを通してお客様の満足度を高める」
そんな美容師像が見えてくる。

気づいたら、あった言う間に1時間。
熱い熱い冨塚さんでした。

美容師を目指す方は山形県美容業生活衛生同業組合さんを訪ねてみてはいかがでしょうか。

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