ヤマガタンver9 > 選挙の連呼

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▼選挙の連呼

朝日新聞の、「記者有論」というコーナーで、大槌町の選挙について触れていた。

新しい町長の誕生に、リーダーを迎えた町は、その復興の速度を早める事となればいいのである。

大槌町の事ではないのだが、そのコラムの中に、「選挙での名前の連呼は悪評である」と書いてあった。

まあ、全国的に悪評と言う事を言っているのであろうと理解した。

そして、我が町の選挙時の事を克明に思い出し、笑ってしまったのである。


以前にも書いたが、「名前の連呼などうるさい。隣近所から立候補するんだから、いちいち俺んちの前で、自分の名前をでかい声で言わなくても分かってるから言うな。うるさくてかなわん。」
という旨の抗議をした訳である。

次の日、選挙基地から選挙カーが出て、俺んちまで80メートル。
しっかり大騒ぎしている。
で、俺の姿が見えると、俺を指さし、スピーカーを切った。

家を通り越した所から、また名前の連呼なりの大音量が始まった訳である。


まあ、大人なら「迷惑かけてすまんな。」とか、「選挙だから理解してくれ。」とかありそうなものだが、そういう事は全くなく。

俺を指さし、あいつだ、あいつがうるさいんだ。苦情言ってるんだ、という態度であった。

あのさ、やっぱり、お騒がせしてすまん・・・と言うのが普通じゃないのかね。

ちり紙交換だって、ちゃんとお騒がせして申し訳ないと言ってる。

選挙に出る人間が、苦情言った奴が悪いとか、みんなに迷惑かけて申し訳ないとかの思いもなしに・・・

自分の行いは正しいとか、誤りがないという、他人に対し配慮がないと言うか、正しさの押し付けみたいで、それで行政は大丈夫のかな。
大丈夫な訳ないだろうな。

数多の議員候補が、みんなでかい音を立てるが、他地域から回ってくるので、立候補していると言う事の表明の為、これは仕方がないと理解している。

また、その時であっても、一言二言交わし、「騒がして申し訳ないなぁ、応援よろしくなぁ」と言う候補もいる。
当選の暁には、あいさつ回りして、言葉を交わしたり、お茶飲んだりする議員もいる。

それぞれの理由は良く理解しているつもりである。

が、近所の議員の行為は理解できないのである。


   町議選 連呼に苦情 言うにつけ
        言ったが悪いと 指をさし
                   ・・・・・・俳人・大林 熊茶・・・・

▼久しぶりにコメントさせていただきます。

高畠町の今回の町議会議員選挙の当選者を見てみると、
JAのOBや農業に携わっている方々が大部分を占めている、
この人たちを否定しているわけでわないが、
余りにもかたより過ぎでは?
この議員で本当に町の行政をチェックしたり出来るのか
甚だ心配だ(町の職員の方が一枚も二枚も上手)
又、議会での質問が同じものばかりにならなければいいが
議員定数思い切って10人にしてみてはどうかと思いたくなる。
選挙中の選挙カー禁止、立会演説会や広報誌で十分です。
それと、候補者に適正試験や行政に対する理解度を知る為に
筆記試験を取り入れて欲しいものです。
でもなぁ、優秀な人たちは、議員に立候補しないんだよなぁ
仕事で忙しいから、昔からだけどね、
ここチェックしている議員さんもいるかもしれないから一言
「片手間で議員の仕事しないでくれる、血税もらっているんだから。」
嗚呼、スッキリした、
kuma仙人さん愚痴っちゃってゴメンね。
2011/09/11 05:37:御免町与力

▼御免町与力さま

お久しぶりです。
御免町与力さまの、愚痴。
スッキリ聞けますよ。切れ味の良い太刀で、バサッと言ってますね。読ませて頂いていて、気分が良い。

公の部分で、こういった愚痴?というか、苦言が封殺されていると思います。
それは、田舎での、嫌な事があっても言えば波風が立ち、隣近所の付き合いがぎこちなくなるという恐れの為であり、また、地域を守る手段であったかもしれません。

しかし、それが政治にまで適用されたならば、政治は機能しなくなります。政治と隣付き合いは違う訳です。

政治にあっては、常に民衆からの目にさらされ、緊張感を持った中で行動するが望ましいと思います。

近所の議員が、生徒の登校拒否を「あそこの家の家系だからなぁ」などとふざけた事を言ったら、只今の産経大臣宜しく、批判を受け辞任に追い込まれるのが当然でしょうが、そういう事を言っても、言われた家族でさえ、隣近所の崩壊を恐れ、それを公表しない。そんな事実もあります。

片手間で、それも偉いのだと勘違いしている訳ですな。自分の田んぼに心血注いで血税で喰ってる訳ですよ。

そういった批判や、指摘が、公に飛び交っていい訳です。
それが、公職ですからね。
そして、緊張感を持ち、慎重に、しかし確実な行政チェックという仕事を公僕として、市民の代表として、代弁者として行うが理想でしょう。

自分の言いたいことを言うために、地域での絶対的発言力を得るために議員になったのでは、本末転倒でありますな。

また、各議員とも、選挙公報には似通った内容の思案を掲載してありました。
産業振興。教育。農業。住みよいまち。
みんな同じで笑ってしまいました。
教育問題やるなら、教育委員に立候補した方が良いでしょうに・・・・。

定数はそうですね、各地区2名くらいの12名くらいかなと思っているんですが・・。いづれ、現数では多すぎと感じる町民が大多数。町民の代弁者がそれに触れないと言うのもおかしな話ですな。

こういった指摘や意見が、市井に流通することが市政をかえる第一歩でしょうな。
叩かれても、恐れず続ける事。
頑張りましょう。
2011/09/11 07:23:kuma仙人
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