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▼【『friends -フレンズ−もののけ島のナキ』記者会見レポート】

高畠町出身の童話作家、浜田広介の代表作「泣いた赤おに」が原案の映画『friends –フレンズ−もののけ島のナキ』の公開に合わせ、山崎貴監督が浜田広介記念館を来訪。寒河江信 高畠町町長、樋口隆 館長と共に行われた記者会見に行ってきました。




様々なもののけが住むもののけ島に迷い込んだ子供と暴れん坊の赤おに・ナキとの交流を通して友情や共生をテーマに描いた3DCGアニメーション。

「泣いた赤おに」は監督が子供の頃に読み、ハッピーエンドではないビターな結末にショックを受けた物語だそうで「今回3DCG映画を作ろうとなったときに、真っ先に思い出した。何かを手に入れようとしたとたん、何かを失ってしまうことがある。その切なさ、痛み、人生のほろ苦さ・・・。今、この感覚を伝える作品はあまりないので、そのことを映画を作ることで次の世代に伝えていければ」と述べ、
寒河江町長は「原作の優しさが、映画の中で見事に描かれていた。素晴らしい監督に本当にいい映画を作っていただき感動している。多くの方に観ていただきたい。」
樋口館長は「監督に浜田広介の故郷に来ていただいて感激している。広介作品の根底に流れる、愛と善意と共生の精神、人の心の温かさが映画にも響いていた。」とそれぞれ映画の想いを熱く話されていました。




山形の方へのメッセージとして、監督は『浜田広介の代表作がいろいろの人たちの力を借りて、素晴らしい映画になった。この土地で育った浜田広介が作った物語が根底に流れているので、ある種ご当地映画とも呼べる作品。ぜひ多くの方に観ていただきたい』と呼び掛けていました。

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』といった作品を次々と手掛け日本を代表する監督が浜田広介の「泣いた赤おに」を原作に作った3CGアニメ『Friends-フレンズ-もののけ島のナキ』は大人から子供まで楽しめる娯楽作品に仕上がっていて、「泣いた赤おに」を知っている人も新たな発見ができる素晴らしい映画でした!




フィルムコミッションとして直接携わった作品ではありませんが、置賜で生まれた浜田広介の「泣いた赤おに」が原作ということで、多くの方に映画を観ていただきたいと思っています。

また、記者会見を行った浜田広介記念館では映画の公開にあわせて、来年2月12日まで「泣いた赤おに」展を開催しています。浜田広介の直筆原稿や本の挿絵など貴重な資料が公開されているので、映画とともに、原作「泣いた赤おに」の世界を体験してみてはいかがでしょうか。

『friends -フレンズ−もののけ島のナキ』は12月17日(土)より公開
『friends -フレンズ−もののけ島のナキ』公式サイト
浜田広介記念館ホームページ





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