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▼家庭の役割

自殺する子供が後を立ちません。

お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん
どうか子供が学校を休むことを許してください。

子供は自分を守るために学校に行かないことを無意識に選んでいるのです。

学校に行ってもひとりぼっち
いじめられて辛い
誰にも相談できなくて苦しい
自分の気持ちをわかってもらえなくて悲しい

子どもの心の中でも
「学校に行かなきゃ、頑張らなきゃ」って
ものすごい葛藤しているんです

例えそれが見た目にはわからなくても。

子供は小さなサインをたくさん出しているはずです。
それを
たいしたことない
やられたらやり返せ
学校は行くのがあたり前だ
って簡単に切り捨てていませんか?

子供は その苦しみに気づいて欲もらいたいんです、親に。
死ぬほど苦しいんだって
心からわかってもらいたいのです。


休んだときに
周りが自分を否定する大人ばかりだったらどうでしょう。
お前はダメだ、
行きたくないから休むなんて理解できない
そんな言葉を浴びせかけられたらどうでしょう。

母親や父親が理想としている家庭に無理やり子供をあてはめようとする。
それほど子供にとって苦しいことはないと思います。

家庭で
どんなあなただって 最高の私の子供!って
親に思ってもらえたら、きっと子供は死を選ばないのではないでしょうか。

生きてれば辛いこと、苦しいことがあるのはあたり前だとしても
それに立ち向かってクタクタになってしまった子供たちには
ホッとできる居場所が必要なのです。
「そのままのあなたでいい」
「ここにいていいんだよ」って。


それには、親にとって忍耐が必要です。
口でうるさく言うのは誰でも出来るのです。
でも、そこを黙って見守る
傷が癒えるまで
笑顔を取り戻すまで
子供の成長を信じて見守る

学校で居場所を無くした子供たちが
家庭でも居場所をなくしたら
あの世に行こうとするかもしれません。

傷ついて病んでいる子供たちは
視野が極端に狭くなってすべてを終わらせてしまいたくなるのです。


せめて家庭でだけは
いい子を演じることなく
本当の自分でいられるように
安心してゆっくり傷を癒せるように

そうでなければ子供の命は守れないと思います。


家族って一緒に暮らしてるというだけじゃないんだと感じます。

子供だけでなく
お父さんだってそうです。
中高年の自殺も多いですが、
お父さんは家庭で癒されなかったのでしょう。
頑張っていないお父さんは受け入れられなかったのでしょうか?
仕事を休むお父さんは家族に冷たい視線を毎日投げかけられいたのでしょうか?
お父さんは偉大でなければいけないなんてことはないはずです。

ありのままのその姿を家族にも受け入れられず、自分自身でも認めることが出来ず、どこにも居場所をなくしてしまうのではないでしょうか?



こどものいじめや自殺にはもちろん日本の教育のあり方の責任は大きいと思います。
でも まったなしに今、子供を守らねばならないとき、教育のあり方から始めたのでは間に合わないのです。
いじめた相手をどうするとか、先生がどうだとか・・・
そういうことは後回しにして
とにかく安心できる家庭で子供の命を守る必要があると思います。

もし家庭というものがその子にないときは
我々社会が 苦しみに気がついてあげねばならないのです。

社会という言い方は広いけれど、
結局は私たち一人ひとりなのです。


私は、5年間の娘の不登校の体験から
自分が今感じていることをどうしても伝えたくて書きました。
もちろん、当時 娘の気持ちに気づいてあげられなかった親としての反省の気持ちを込めて。
 


2012/10/11 05:18 (C) 菓樹mamaノート

▼子供の味方

お父さんお母さんは、命に代えてでもあなたを守ってあげる。

そう言う姿が、子供を伸び伸びと育ててくれるんだと思います。

深い愛が、深い愛を持てる子供を育てるのでしょう。

愛されることにより、愛する事を知るのだと思います。

世間体ではなく、家族としてどう子供を愛するのか。

そこには、学校も会社も存在しません。

親と子の関係があるだけです。

親と子の関係よりも、世間体や成績等が優先された時、親子関係は崩壊しますね。

いじめは劣悪な親子関係の中から生まれるんでしょうね。
劣悪と感じることが出来ない家族や社会の中から生まれますね。

父ちゃんと母ちゃんを信頼できる子供。
子供を愛して包める親。

そんな家族が理想ですね。
2012/10/12 08:11:kuma仙人:URL

▼クマ仙人さん こんにちは!

コメントありがとうございます(^^)

本当にその通りですね。
自分が世間体を気にする親に育てられたこともあり、つい自分の子育ても世間体を気にしてしまったことは否定できません。
特に田舎なためか
「言わっちぇらんにぇ」「思わっちぇらんにぇ」が親の口ぐせ。

染み付いたその言葉をなかなか取り払うことが難しい・・・

クマ仙人さんのお言葉は いつもながら なるほどです(^^)
おすすめの 『アメリカインディアンの教え』 買って読みました。
すんごくいがったです!!

2012/10/16 18:02:菓樹ママ

▼ごめんなさい

FBから来ました。

3年前。学校やクラスや教員や・・・いろんなことに疑問と違和感を感じながら、苦しい思いを抱えている子どもたちを目の前にしながら、なんにもできなかったわたしです。
そしていまもほぼなんにもできていないのです。
ごめんなさい。

でも菓樹ままさんの言葉を聞いて、もっと心について学んで、子どもたちに寄り添えたらいいな・・・という気持ちがよみがえってきました。 歩は本当に鈍いわたしですが、この気持ちを忘れず進んでいきたいと思っています。
2012/11/26 11:59:meixu

▼meixuさん、菓樹mamaノートへようこそ!

ブログ見てくださりありがとうございます。
自分のブログを心にとめていただけてうれしいです(^^)

私もまだまだですが、meixuさんと同じ気持ちで 子どもたちに寄り添いながら、
時には三歩進んで二歩下がっても 少しずつ進んでいけたらいいと思っています。

2012/11/29 19:50:菓樹ママ
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