▼寺子屋講座『若者をひきこもらせない社会とは?』2013/08/20 23:59 (C) 菓樹mamaノート
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寺子屋講座『若者をひきこもらせない社会とは?』(河北町西里 永昌寺本堂にて)
講師:滝口克典さん(ぷらっとほーむ共同代表「学びの場作り」部門担当)
松井 愛さん(ぷらっとほーむ共同代表「居場所づくり」部門担当)
本日、参加してまいりました。学びと気づきがとても多い講座となりました。
情報をお探しの方のお役に立つかもしれないと思い、ここにメモ書きで記しておこうと思います。
一番は自分のためにですけどね。
その前に『ぷらっとほーむ』についてはコチラ→http://www11.plala.or.jp/plathome/
以下講座に参加して
・ひきこもりとは家から出られないということだけではない、若者だけでなく社会との関わりがなく孤立しているお年寄りであったり専業主婦であったり もっと広い『社会的ひきこもり』をいう
・学校に行かせること、会社に行かせることが目的ではない。それは結果論である。人と関わりながら元気になって自ずと戻るということである。
・気がつかないうちに属性に苦しめられている人が多い中で、「ぷらっとほーむ」は肩書きや属性を取っ払って一人の人間としていることが出来る場所。属性の違う人と関わることも大切。
・実は引きこもらせているのは わたしたち社会の目である。
学校も行かず仕事にもつかずふらふらしてなどという社会批判に苦しんでひきこもってしまう。
「仕事は?」「結婚は?」「子どもはいるの?」「何年生?」という何気ない言葉に圧力を感じてひき こもってしまう。→ 悪気のない言葉がけであっても、自分の発する言葉を考えねばならない。
・高度経済成長の結果、日本人のライフコースいわゆる「ふつうの生活」という概念ができてしまったが、そのあたり前の生活のしかたは、もう今はあたり前ではなくなっている。みんな同じように生きる人生は壊れつつある。その壊れたパイプラインシステムからこぼれ落ちる人たちがいわゆる不登校・ひきこもり・ニート・非正規雇用。
→じゃあ どう生きるか。必要になるのが模索する場所、フリースペース。
・ひきこもり、不登校はバッテリーの上がった車の状態と同じ。充電が必要!そしてガソリンを入れる。ガソリンとはその人の好きなことをしたり、楽しく過ごして笑ったりすること。
・言葉でいくら伝えようとすることより、生き方でメッセージを伝えていくことが大切。楽しんで生きる大人の姿を見せていくこと。
参加型の講座でしたので、質問もたくさん出ました。
「ぷらっとほーむ」にすら出かける事が難しい場合はどうしたらいいのか?
ひきこもりは日本だけ多いのか?
ひきこもりが理解できない・・・などなど。
それに対しての滝口さんと愛さんの考え方や経験からのアドバイスも具体的で大変共感しました。
その内容もお伝えしたいのは山々なのですが長くなってしまうので、また改めてまとめてアップしたいと思います。
気になる方はぜひ「ぷらっとほーむ」にお出かけになってみてはいかがでしょうか?
私の娘も、私もしょっちゅうおじゃましてますので
今日は聴くだけと思って参加したのですが、マイクが回ってきまして 不登校の娘と向き合ってきた私の7年間についてもお話させていただきました。自分の経験が少しでも役に立てばと緊張しながらもしゃべってきました^_^;
親子で歩んできた不登校の道を振り返るいい機会にもなりました。