▼いつの時代になっても・・・、2013/10/15 07:20 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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今朝の山形市郊外は濃霧である。
拠って光量不足も重なり画像ナシとなった。
画像ナシの日は、我ながら・・・ちと寂しい;;;。
特に、爺ィージになると、話題も少なくなるモンだし
「孫っ子自慢」ならばドンと来い! なのであるが、
傍から見りゃ、「シアワセねっ」・・・で終わるだけだし。。。
いや、それ以上望むのは、かなりの欲張り爺ィな訳で、
足るを知る・・・という観点からすれば、
毎日、愚にもつかぬ事を書き記したり出来りゃ、
かなりもう、充分過ぎるのであるが。。。
さて、唐突なハナシで恐縮なだが、
芸術・・・特に現代芸術(コンテンポラリー)には、
世の「先進性」というか、
社会の動きの「先行運動(アンティシパシオン)」を
映し出す機能があると思っている。
実は昨晩、お決まりのカーチェイス&ドンパチ系の
ハリウッド娯楽映画をCATVで見ていて
ふと気付いた事なのだが、
ヒーローやそのカウンターパートであるワルたちが
乗っている車両は、すべて高級アメ車なのである。
それも、往年の名車であるマスタングや
カマロを美しくレストアしたものや、
知的で魅力的な黒人ヒロインが運転する
ハマーなどなど、満載である。
そして、そこには、非常にエコで優秀&優等生な
日本車の欠片もないのである。
いやいや、猛烈なカーチェイス&アクションシーンに
巻き込まれてしまい、否応なくドバーっと事故ったり、
薪のごとく炎上したりする、
無名の冴えない「その他大勢の車両」の一部に、
優秀な日本車が、エキストラ的に使われているのみ・・・なのである。
一昨日、R13号線で、1980年代の日産レパ―ドが
2台連なって走行してるのを見かけた。
日産レパード自体の個人的な好みの問題は別にしても、
両方とも、とても美しくレストアされていて、
そのうちの1台は仮ナンバーだったので、試走中だったのか???
映画の中のアメ車達も、一昨日のレストア車も、
いずれも、昨今のエコで優秀・優等生な車とは言えない。
だが、最近なんとなく失ってしまいつつある
<大きな魅力>を持っているのである。
人を魅了する・・・とか、惹き付けるというのは、
いつの時代になっても、合理性よりもパッション、
上半身よりも下半身なのかも知れない。
ちなみに、
ウチの愛車でもある軽自動車:スズキジムニーは、
燃費はせいぜい10km/L前後とエコじゃないし、基本・・・鈍足であるが、
ともかくも、公道走行化可能なー般的な車両の中では、
世界でも稀な程、極めて高い悪路走破性を持っているのである。