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▼どうぞう(レリーフ)

どうぞう(レリーフ)/
東京駅の中にも、意外と知られていない記念碑やモニュメントがあるのをご存知ですか?
東京駅自体も非常に歴史の有る建物でそれ自体が記念碑みたいな感じがしますが、なかなかどうして歴史の生き証人でもあります。
その中で東海道新幹線の18番と19番ホームの品川側の端っこに、十河(そごう)信二元国鉄総裁のレリーフがはめ込まれたモニュメントがあります。
十河信二さんは第4代国鉄総裁として新幹線計画に対してスタートをかけた人です。
新幹線計画は反対論があちこちで多かったのですが、当時の十河総裁の英断で進められることになった背景があります。
この人物がいなければ新幹線事態が存在していおらず、今の日本がどうなっていたか想像でできないですね。
でも1964年(僕が生まれた年です。オリンピックもありました)10月の新幹線開業時、既に国鉄総裁を退いてた十河信二さんは開業式典には呼ばれなかったそうです。(テレビドラマで松本幸四郎と三国錬太郎の出演でありましたよね。あんな感じだったんだろうなと思います。)
 この記念碑には十河元総裁の筆による「一花開天下春」と書いて有ります。意味は「一花開きて天下春なり」というそうです。
新幹線という花が開いて日本はこれから益々成長して行くという意味かな?
新幹線開業後、既に40年以上の歴史になりました。相変わらず信頼性の高い乗り物で、今も進化を遂げている、素晴しい生き物ですよね。

でもちゃんと記念碑を建てて顕彰しているって、素晴しいことですね。天才技術者、島秀雄さんのはなかったのかな?(松本幸四郎さん役)

◎ 今日も一日、偉大なる先輩に負けないように頑張ろう!

2006/10/20 07:39 (C) ものづくりノート
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