ヤマガタンver9 > 一物全体

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▼一物全体(いちもつぜんたい)

「一物全体」とは、1つのものを丸ごと食べるという意味です。

1つのまとまりのあるもの(種子・実・葉・根など)は、いろんな面でバランスがとれている上に、まとまっていることによる、何か特別な働きがあるとされています。
特に種子は、そのまま次世代を生み出せるほどのバランスを備えた、生命力に満ちた食べ物と言えます。

例えば、玄米は完全食と言ってもいいほど、栄養(陰陽)のバランスがよい食べ物ですが、白米に精製すると、その良い部分のほとんどを捨ててしまうことになります。

穀物類はなるべく精白せず、葉菜なら芯や根っこも工夫して食べるようにし、また根菜ならよく洗って、皮をむかずに調理するというのが、マクロビにおける基本の考え方とされます。

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