▼本当の答えを求めて2007/02/23 06:26 (C) 甲子(きのえね)の大黒さま
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事件で犯人が捕まりますと、その後の報道では犯人の動機が注目されます。「どうして、あんな恐ろしいことを」と思いつつ、供述された安易な動機に怒りが込み上げることもあります。
人間の行動にはすべて動機があります。何もしないことでさえ、したくないという動機があるわけです。食事や睡眠などの動物的な行動は、食べたい寝たいという単純な動機によるものです。それに対して感情の絡む人間的な行動には複雑な動機があるものです。
たとえば小学校の時に好きな子をいじめてしまう行動がそうです。まわりの子供から見ればその動機など分かりませんし、当の本人でさえ好意を持っているからこそ意地悪をしてしまうと分からないのかもしれません。「どうしてそんなことをするの」と問いかければ「見ていてムカツクから」と答えるかもしれません。そこで「じゃあ、どうしてムカツクの」と聞き返せば「なんとなく」と答えるかもしれません。そこで「どうして、その子のことがそんなに気になるの」と問い返せば、沈黙が返ってくるのかもしれませんね。
「どうして、どうして」と問いかけていき、沈黙に突き当たったときに本当の答えが現れるのかもしれませんね。普段の生活ではそこまで考えることがなく、単純な行動の奥に潜む深い動機に気づいていないだけなのかもしれません。人の心に無神経に入り込んでいくことは危険ですが、自分と対峙する際には沈黙に突き当たったところで考えることが大切なのかもしれませんね。ミステリーに満ちた自分の心を冒険するのも、たまにはいいのかもしれません。
今日の目標
自分の心を覗いてみましょう
今日の写真
福寿草の花が一輪だけ咲きました。例年より一月ほど早い春の便りです。昨年は大雪で春の到来がとてもうれしかったのですが、今年は除雪の苦労が少なかった分感慨も少ないようです。